堅気屋倶楽部
  • このページは「関西じゃりン子チエ研究会」の掲示板「堅気屋倶楽部」の過去ログです。
  • 過去ログの性質上、投稿された情報が無効になっていたり、参考となるウェブサイトへのリンクが切れている場合があります。
ぽっちり二つ [ テツのひげ ] 02/05/18 23:28
「ぽっちり」って、髪飾りの名前かと思ったら違うんですね。「ぽっちり」を辞書で調べると、「ごく小さな物が一つ存在するさま」と書いてありました。最初は辞書ではなく、ネットで調べたのですが、猥褻なことばかり出てきてビックリしてしまいました。歌の中に「チエちゃんの赤いぽっちり二つ」と出てきますが、「ぽっちり二つ」とは多分、「ぽっちり二つの髪飾り」を縮めた言い方なのだと思います。「ぽっちり」は名詞ではなくて、副詞なんですねぇ。みなさん知ってました?
Re:ぽっちり二つ [ テツのひげ ] 02/05/19 01:26
以下は、「ぽっちり」を用いた例文です。
「山小屋の灯がぽっちりと見えて来た」
「梅のつぼみがぽっちりとふくらんでいる」
「ぽっちりと」は「少し」と置き換えができるように私は思いました。うまいこと、「ぽっちり」という言葉を使って、正しくチエちゃんの髪飾りを表現できないだろうか。「少し」を使って考えてみると、「少し小さめの赤い玉が二つくっついている髪飾り」という文章が思い浮かびました。「少し」を「ぽっちりと」に置き換えると、「ぽっちりと小さめの赤い玉が二つくっついている髪飾り」という文章ができます。「赤い」を「ぽっちり」の前に持って来るには……。どう考えても思い浮かびませんでした。

ここで、「ぽっちり」という副詞が、歌の中で既に名詞化されていると仮定してみます。そう考えたとしても、「ぽっちり」は髪飾り全体を指しているのではなく、「小さめの玉」一つのことを指していると考えられます。そうすると、「チエちゃんの赤いぽっちり二つ」は、「チエちゃんの赤い小さめの玉が二つくっついた髪飾り」を短くしたものだと考えることができます。でも、「ぽっちり」を「少し」という言葉とほぼ同じだと考えた場合、「少し」という単語を「小さめの玉」という意味として用いるのには無理があるように感じました。やはり、副詞の名詞化であるという考えかたは違うような気がします。

自分の結論としては、「ぽっちり」は歌の中で副詞として用いられているが、「チエちゃんのぽっちり赤い二つ」ではリズムが狂うので、単語の順番を入れ替えたものと推察いたしました。あるいは、京都の舞妓さんが使う帯留めのことを、「ぽっちり」というそうですが、こちらが語源ということはないですよね。自分も、「ぽっちり」=「髪飾り」だとずっと思っていたので、これからも、チエちゃんの髪飾りのことを「ぽっちり」と呼びたいと思っております。

Re:ぽっちり二つ [ 亜紀 ] 02/05/19 07:42
へぇ~そうなんですか、私も知らなかったです。テツのひげさんと同じで私もぽっちりって髪飾りの事と思ってました。
Re[2]:ぽっちり二つ [ 真 ] 02/05/19 08:35
ちがうよ~。
“ぽっちり”は髪飾りのことでしょ?
論拠とか辞書で調べたりとかしてないけど、確信はある。根拠は無い(笑)。
Re[3]:ぽっちり二つ [ テツのひげ ] 02/05/19 09:40
真さんの「ぽっちり」=「髪飾り」であるという考え方を現在否定することは、難しいと思います。でも、もし「ぽっちり」に「髪飾り」という意味があるとしたら、「じゃりン子チエ」という漫画が作り出した言葉だと思います。歌の歌詞に「チエちゃんの赤いぽっちり二つ」とあるので、「じゃりン子チエ」の漫画が誕生する前に、「ぽっちり」に「髪飾り」という意味があったとは考えにくいです。最近「ぽっちり」を名詞として使うことがよくあるみたいですが、私は「ぽっちり」という言葉を最初に名詞として捉えたのは、「じゃりン子チエ」という漫画だと推察しています。現在、「ぽっちり」は、パソコンの「F」と「J」のキーについている突起をさしていたり、胸の……、いやこれはやめておきましょう、に使われているみたいです。そろそろ、辞書にも、「ぽっちり」の新しい意味を追加するべきだと思います。
Re[4]:ぽっちり二つ [ 真 ] 02/05/19 12:46
> もし「ぽっちり」に「髪飾り」という意味があるとしたら、「じゃりン子チエ」という漫画が作り出した言葉だと思います。

いや、そうではない、と思う。あれは即座に髪を止めるゴムのやつ(“ボンボン”とも言ったっけかなあ?やはりぽっちり?女性のほうが詳しいと思うんだけど・・)と分かるし、漫画でもたしか複数の登場人物がそう呼んでいたはずだから、作者の独創名称とは考えにくい。

> 歌の歌詞に「チエちゃんの赤いぽっちり二つ」とあるので、

たしかにこの歌詞では、片方の球を“ぽっちり一つ”として数えているが、そういう数え方もするものだと思うし、変には聞こえない。猫のキンタマを“二つ”って言い方するのと同じようなことかと(←違う?)。
ちゃんと分かる人は教えてほしいですが・・。

> そろそろ、辞書にも、「ぽっちり」の新しい意味を追加するべきだと思います。

的外れなこと言うようだけど、漫画と辞書の言葉は違うと思う。
「じゃりン子チエ」読むのに辞書なんてまるで役に立たないだろうし、必要も無いだろう。
僕個人は「いちびる」の意味だけが解らなかった(漠然となら解るのだが)が、あとは概ね理解出来た。生粋の関東人だけど。
それは漫画だから、だと思う。「~チエ」の中にあるのは“生の言葉”だけなのだから。

> 現在、「ぽっちり」は、パソコンの「F」と「J」のキーについている突起をさしていたり、胸の……、いやこれはやめておきましょう、に使われているみたいです。

さらに余計なこと言うようだけど、こんなの規定として考えてる人なんていないと思うよ。突起の表現(代名詞)として使ってるんでしょ?はっきり言って、それとは別。
「~チエ」のほうは、ちゃんと髪止めの“通称”として使われている。あんまり変な例え持ち出さないでね。

偉そうなことばかり言ってすいませんでした。僕の認識が間違っていることも充分考えられるので、分かる方は遠慮なく訂正をお願いします。

なるほど [ テツのひげ ] 02/05/19 15:06
「「ぽっちり」は名詞ではなくて、副詞なんですねぇ。」という文章を読み返してみると、完全に否定しちゃってますね。「元々は、」というのが抜けてしまいました。誤解を招きすみません。現在、「ぽっちり」が「髪飾り」を意味することに関してはむしろ正しいことだと思っています。ただ、現在「ぽっちり」と呼ばれる言葉の多くが、副詞の「ぽっちり」から派生しているケースが多かったので、もしかしたら「チエちゃんのぽっちり」も副詞の「ぽっちり」から派生したのではないかといろいろ考えてみたのです。真さんの意見を読んで、「ぽっちり」は「じゃりン子チエ」が連載される前から「髪飾り」という意味があったという考えに変わりました。「猫のキンタマを“二つ”」の例えには、目から鱗が落ちました。

「ごく小さな物が一つ存在するさま」を表現する「ぽっちり(と)」がそのまま、髪飾りの名称になったと考えれば、回りくどく考える必要もなかったですね。真さん有難うございました。

自分の間違い [ テツのひげ ] 02/05/19 21:23
「小さく突き出た部分」を意味する「ぽっち」を「ぽっちり」と間違えて使用していることがあるようです。自分は、「ぽっちり」ばかり調べていたので、「ぽっち」と間違えて使われている「ぽっちり」に惑わされていたようです。でも、髪飾りの「ぽっちり」が副詞の「ぽっちり」から由来しているのではないかという推察は変わっていません。以下に副詞の「ぽっちり」(ごく小さな物が一つ存在するさま。ほんのわずかであるさま。)が由来していると思われるものを書いておきます。

(1)口金の付いた銭入。「ポッチリ」と口を止めるところから出た語。(わずかな部分で口を止めるからだと思う。)
(2)京都の舞子さんの使う帯留め。「ぽっちり」は振袖用の帯留めよりもまだ太い帯留めを使うので直径が10~15センチ (必ずしも丸ではない)位の大きなもので、精巧な細工が施されている。(小さな物が一つ存在するさまを表しているのだと思う。)

Re:自分の間違い [ 森 絢女 ] 02/05/19 22:29
「ぽっちり」は『髪飾り』のことだと思いますよ
幼児言葉なんかでは、丸くて小さいものを「ぽっちり」と言ったりする事は関西では結構あるように思います
多分、『じゃりン子チエ』なんか知らないだろう私の子供の同級生が、幼稚園の年長さんの時、自分の髪をくくっていた髪飾り(それは透明で水色の水玉模様でした)を「ぽっちり」と言っていたように覚えています
まぁ、もしかしたら親が『じゃりン子チエ』を見ていてそんなふうに表現したのかも知れませんが…
別角度では・・? [ 水素戯終 ] 02/05/19 22:59 ] 2002 10/11 15:38
「ぽっち」も「ぽっくり(木履)」も元々は「ぽち」「ぽくり」の音変化であるので元々は「ぽちり」であり、そちらにもともとの意味があるのではないか?と思い調べましたが「ぽちり」自体が出てませんでした。

 また、関西圏のことばならもともとは「古語」ではないか?とも思いましたがこちらもあたらず…。
 わたしの辞書自体が高級でないせいかも知れませんがそれらの線はどうでしょう?

方言 [ 菊地馨@関じゃり研 ] 02/05/19 22:58
この漫画の場合は「大阪弁」という点にも配慮する必要があり、辞書に載っている言葉でも方言では違う表現になるものも多数あります。

たとえば『じゃりン子チエ』に出てくる「ぜんざい」。一言に「ぜんざい」と言っても、大阪と東京、そして沖縄では、それぞれ似て非なる食べ物だったりします。
『じゃりン子チエ』の場合、物の名前を研究する場合「方言」や大阪文化についても考慮してみる必要があると思います。

更なる間違い [ テツのひげ ] 02/05/21 08:03
「小さくて丸いもの」のコメントで、[「小さくて丸いもの」というイメージが沸くのは自分だけでしょうか]と書いてしまいました。森さんのコメントを無視したことを書いてしまって、申し訳ありません。
「小さくて丸いもの」 [ テツのひげ ] 02/05/21 06:17
「ぽっちり」のイメージとして、「小さくて丸いもの」というイメージが沸くのは自分だけでしょうか。大辞泉には、次のように書いてありました。
ぽっちり[副]
数量や程度が非常にわずかであるさま。ほんの少し。
「ほんの―しか食べない」
「肌に―(と)赤い斑点ができる」
よく、肌に出来る赤い斑点のことを、「ぽっちり」といいますが、この場合使われている元々の意味は、「程度が非常にわずかであるさま」を表現していることが分かると思います。自分は、この「ぽっちり」が本来の意味から離れて「赤い斑点」そのものを意味するようになったものと考えています。そして、「程度の低い赤い斑点」から、「小さくて丸いもの」というイメージが植え付けられたものと推察しました。だから、髪飾りの「ぽっちり」がイメージどうり(小さくて丸いもの)の名前なので、違和感がないのだと思います。

また、子供の赤いほっぺたのことを、「ぽっちり」と呼ぶこともあるみたいです。「程度の低い赤い斑点」から、「赤くてかわいらしい、小さくて丸いもの」を連想してつけられたものと思われます。つまり、「ぽっちり」には、本来の意味にはないイメージ(「赤い」、「かわいらしい」、「小さい」、「丸」)があるものと考察しました。そういったイメージから、チエちゃんのつけてるような髪飾りのことを「ぽっちり」と呼ぶようになったものと考察しました。

更に、「小さく突き出た部分」を意味して使われる「ぽっちり」も、「ぽっち」と間違えて使われているのではなく、「程度の低い赤い斑点」から連想されたものと考察しました。


<< 前のページ過去ログ目次'02年のお客様関じゃり研次のページ >>