呉智英説では、「テツが部落被差別者」という部分が、一番の争点だったと思いますが、「在日朝鮮人説」についてしか以前に考察しませんでした。それは、2001年3月28日の過去ログに、

＞被差別部落の話も、大阪では超タブーなので

とあったので、「被差別部落」という言葉すら、あまり出してはいけないのかと思い、「在日朝鮮人」を考察する時も、「被差別部落」の観点からは考察しませんでした。
しかし、「被差別部落」について調べてみると、1871年にその身分制度は廃止されているではありませんか。では、何故今だにこの問題が残ってしまっているのか。身分制度の廃止は、実際には何の行政処置もなく、被差別部落の人々の困窮は何も解決されませんでした。それどころか、被差別部落だけに許されていた職業に近代資本が入り込むことによって大打撃を受け、生活はますます苦しくなっていったということです。
http://homepage2.nifty.com/pitcher21/soturon.hisaabetu.html
つまり、現代の本当の問題は「差別」そのものにあるわけではないと思うのです。むしろ、多くの人が真実を知らなければならないと思います。

被差別部落地域への医療提供を目的として設立された阪南中央病院が、財政難のため大阪府が経営から撤退することを今年の4月に決めました。
http://www.ktv.co.jp/b/document/contents/020526.html
誰が、彼らを苦しめているのか。それは人ではなく、「不景気」という時代そのものだと思います。

以上を理解した上での議論なら、「竹本家」と「被差別部落」について考察することは、問題ないと思います。ただ、私は「被差別部落」出身ではないと思っています。（あまり深くは、まだ考察していませんが）。

> ＞被差別部落の話も、大阪では超タブーなので

もしかすると貴方は、この意味をはき違えてるかも。
この手の話題を出すとエセ同和団体というのが「差別だ」と脅迫したりすることもあるので誰も語ろうとはしない。もちろんタブーを打ち破ることは大事ではあるけれども、こういう現実もある。
行政が被差別部落に対して手厚い施策をしているのも、このような団体が圧力をかけていたからだともいわれる。
例の病院の件もそうだし、被差別者が住む公営住宅の家賃が異常に安かったりするのも、そう。
じゃりチエとは関係ないけど「被差別部落」を知りたければ「エセ同和」とか「同和行政」を検索してみることをお勧めしたい。

以下のことが、調べて分かりました。
『「えせ同和行為」は，「同和問題はこわい問題であり，できれば避けたい」という理解不足，誤った認識につけ入る行為です。つまり，同和問題に関する正しい知識と理解があれば防げます。』
http://www.city.kyoto.jp/sankan/sanshin/basic/basic_28/b28_douwa.html
（他のホームページもいろいろ見ました）
やはり、正しい知識と理解が必要であること分かりました。

＞行政が被差別部落に対して手厚い施策をしているのも、このような団体が圧力をかけていたからだともいわれる。

私は、この考え事態、「同和問題はこわい問題であり，できれば避けたい」という考えを植え付ける元だと思いました。

＞同和問題　在日

　公務な職業柄この手の話と行動は厳しく教育されてるのですが（職業はご想像におまかせしますが）私として思うことは「在日にしても同和にしても同じ人間をそれを理由に就職や結婚、日常で差別してる奴らじたいがアホやんけ。根性が貧しいだけやん」と思います。根は深い問題（歴史的、感情的に）だけどホンマに考えればアホな話です。

＞「同和問題はこわい問題であり，できれば避けたい」

　しかし、実際ありますからね「人権ヤクザ」と呼ばれる類のアホな連中が。口では「人権がうんぬんうじゃうじゃ」といって金とってる奴ら。要するにそう言った連中の金もうけのためだけに今だに「差別だなんだ」とあおられてるように思います。

　しかし‥‥ここはチエちゃんのサイトのはず。あまり関係ない（研究の上ではしかたないでしょうが）話はヨソでしましょう。

管理人様には、迷惑かけられないので、掲示板でのこれ以上のコメントは控えます。
でもそれは、「同和問題がこわい」からではありません。余計な心配を管理人様にかけたくないからです。
そして、出来れば「誤った認識」を少しでもなくすためにも、今までの分は過去ログに残しておいて頂ければ幸いです。
ヨシ江さんのこととか、いろいろ議論したかったのですが…。「身分差別の制度は100年以上前に廃止されているので、議論する余地すらない」という結論でいかがでしょうか。