論文「じゃりんこチエの街」を読みました。今、僕は大学生ですが、チエちゃんの通っている小学校のモデルとなったと思われる萩之茶屋小学校の卒業生で、西成区出身（今は引越した）です。
　論文に萩之茶屋小学校（通称：萩小）と西萩小学校は似ていないとありますが、それは間違いかもしれません。萩小は昔に改築されました。それ以前は西萩小学校とそっくりな校舎で、特に正門はそっくりだと、僕の兄に聞いております。それに作者は萩之茶屋小学校の卒業生であるとも聞いています。
　萩小のなかには萩の森というものがあり、そのなかには「ひょうたん池」という池があります。「じゃりんこチエ」に出てくるひょうたん池とは違うでしょうけどもちょっとぐらい関係があるかもしれません。
　そして名称のほうですが、西萩小学校は、「西成区の萩之茶屋小学校」を略したものではないでしょうか？西萩公園も「西成区の萩之茶屋北公園」、もしくは「西成区の萩之茶屋にある公園」を略したものではないでしょうか？
　あと萩之茶屋駅の近くには交番があります。その交番がじゃりんこチエに出てくる交番であると思っています。
　そして、じゃりんこチエの街を実際の大阪の街と照らし合わせると距離的なもの等から違いが見られるというようなことが論文にありました。作者は大阪市南部のこのパワフルな街と人々を描きたくて、距離的なものやその他のことをある程度は度外視して描いたのではないだろうかと思います。そのために大阪市内に住む多くの人がわかるような地名などが登場してくるのではないのでしょうか？
　論文には同和地区のことがあります。じゃりんこチエの登場人物の何人かは在日の人や同和地区出身であると指摘して、呉氏はいったい何が言いたいのでしょうか？その意図はなんなんだと疑問を感じると同時に、呉氏の指摘する行為自体が同和地区差別の一つであると思います。
　西成を描いた漫画騒動ですが、当時、僕は中学生で中学校からもクレームを送った記憶があります。西成区は正直に綺麗な街とは言えません。しかし、西成に住む人や住んでいた人は決まって次のように言います。
「西成は住みやすい。人情味があって、変に気にしたり、気を使わんで暮らせる。」
　そのため、西成から離れた人がほとんどがタレントの赤井さんのように西成に遊びに帰ってきます。僕も月に一回は西成に１００円ラーメンやホルモン焼き、お好み焼きを食べに行きます。たくさんの芸人さんが遊びに来るのもそのためではないでしょうか？
　論文のあとの方で霊園のことがありますが、その霊園には漫才師・故横山やすしのお墓があるの知っていました？

もう、論文級の書き込みですね。

＞論文に萩之茶屋小学校（通称：萩小）と西萩小学校は似ていないとありますが、それは間違いかもしれません。

私も最初の頃、旧西萩の地が舞台なら、旧東萩に位置する「萩之茶屋小」よりも、旧西萩に位置する「弘治小」がモデルではないかと思っていた時期があります。（地図を見ただけで）。
でも、昨年の１２月初めて、萩之茶屋周辺を訪れて思った事は、やっぱり、一般にゆわれているように「萩之茶屋小」が舞台だと思いました。その理由は、学校の周囲が高い塀で囲まれていたからです。弘治小は、学校の裏側が緑のネットであり、塀ではありませんでした。

＞西成区は正直に綺麗な街とは言えません。しかし、西成に住む人や住んでいた人は決まって次のように言います。「西成は住みやすい。人情味があって、変に気にしたり、気を使わんで暮らせる。」

確かに。通天閣方面に遊びに来ていたであろうと思われる旅行者が、「汚い街やなぁ」としゃべっているのが聞こえました。で、私が去年、３泊４日してきた感想は、「行って良かった」と思いました。別に何してきたというわけでもないですが、街の様子を見たり、街の声を聞きながら、歩いてるだけでも楽しかったです。きっと、通天閣方面よりも退屈しないと思いますよ。（実際３泊４日もして、通天閣には登っていません）。

http://members.tripod.co.jp/Ngawa/new/index.html

の旧校舎を私も見たことがありますが、ホンマに「西萩小学校」のまんまでしたよ。萩之茶屋小学校周辺にある「萩之茶屋公園」や「西成警察署」もじゃりン子チエで登場しますよね。私は大阪の下町はどこでも「じゃりン子チエ」の世界だと思います。西成区（特に北東部）との違いがあるとは思ってません。

呉さんの指摘はあまり気にしない方がいいと思います、はっきり言って呉さんはこのテの人種差別的な発言が多い人ですしはるきさんはそんな気持ちで書いたはずではないと思います、たぶんはるきさんがあの論文を読んだら｢アホチャウカ」と思うかも知れません。