堅気屋倶楽部
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絵の話とズレますが [ 川崎市在住者 ] 06/08/20 23:02
絵の話とズレますが、最近思うことで。この漫画はあまり必然性のない大ゴマを多用する頁稼ぎを「本当にしなかった漫画」だなと。2頁見開きで1コマは最終回だけ、1頁1コマも単行本1冊に1~3箇所効果的にあるだけで、他は律義にコマを割り、台詞を書き、物語を展開した漫画だったと。漫画を描く上で当たり前の話かも知れないけど、その当たり前の話を約20年、しかも週刊で描き続けた。その仕事の「量と密度」において「恐るべき漫画」であり、この漫画を論じる上で、もっとこうした点を高く評価しても良いのではないかと、改めて考えております。
Re:絵の話とズレますが [ 川崎市在住者 ] 06/08/20 23:27
申し訳ありません。上の文章、律義にコマを割りの後に「絵を描き」が抜けていました。これじゃ絵がないことになっちゃう…。付け足して読んで下さい。それとDVD、また発売するそうですね、よかった。
Re:絵の話とズレますが [ 堺のテツ ] 06/08/20 23:44
私の通っていた大学で、国語学の教授が講義の題材に「じゃりン子チエ」の原作を取り上げたことがあります。私はその講義に出ることが出来ませんでしたが、他のマンガに比べセリフが多い点に注目されていたようです。

一度学生新聞に教授のコラムが載った事がありましたが、そのとき「じゃりン子チエ」の対極としてセリフの少ないマンガの事例に挙げられていたのが「タッチ」でした。

余談ですが、当時その授業を受けていた友人との会話を思い出します。
私「授業内容どおやった?」
友人「おー、一つわかったことがあったぞ」
私「なんや?」
友人「お好み焼き屋のおっさんの名前て、百合根って言うね   んな。初めて知ったわ」
私「それ国語学の勉強とちゃうやん。」

ちなみに当時は確か21巻当たりを連載中やったかなあ・・・

Re[2]:絵の話とズレますが [ 川崎市在住者 ] 06/08/21 23:16
堺のテツさん、参考ありがとうございます。その講義、私も受けたかったなあ。
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