今朝(98.03.25)の日経新聞の「窓」というコラムに、こんな内容が(以下、要約)。--大阪府の第十六回 山片蟠桃賞が、フランス国立社会科学高等研究員、現代日本研究所長のオギュスタン・ベルクさん(55)に贈呈された。この賞は海外への日本文化の紹介に貢献した研究者らに贈られるもの。ベルクさんは和辻哲郎の「風土性」の理論を発展させ、独特の日本文化論を展開。「『じゃりン子チエ』も好き」だそうで、二十六日は漫画の舞台となった大阪・通天閣なども訪れるという。--正確には、舞台は通天閣じゃないんだけど・・。でも、こういう思いがけないところで『じゃりン子チエ』の文字を見つけるとなんだか嬉しい。
日本研究家とはいえ、フランスのお人が『じゃりン子チエ』ファンとは。しかし『じゃりン子チエ』の舞台を通天閣と思っているとは「まだまだ研究が足らんなぁ」と思っているのは私だけではないはず。