堅気屋倶楽部
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22歳の竹本チエ [ 鈴原千陽 ] 98/04/01 21:34
今日はApril Fool、今日でないとこんなことは書き込めないかもしれない。
今回、「チエの将来」はどうなるか、を考えてみた。
主人公チエに対する印象は色々あるだろう。本会の見解は『もし「じゃりン子チエ」が完結することがあるとすれば、少女漫画のようなハッピーエンドではなく、夢にまで思っているごく普通の少女で最終回を迎えてほしいと願っている。』に示唆されていると言えよう。私の彼女への思いは、それと違うものだが、全巻読破したこともあり投稿しようと思う。どちらかというと、将来のチエ像の予想というより、私にとってこうあって欲しいというチエ将来の理想像に近い。ご不満もあろうが、選択肢の一つとして受け取って頂ければ幸いである。
小六に進級したチエ。相変わらず通知簿はガンバロウだが、「金賞」の文才は徐々に現し、中学校に入って一気に開花する。
運良く頭はヨシ江から受け継いだチエ、ただ忙しくて勉強に興味が持てなかっただけで、特に国語は、一度はまると持ち前の精神力で成績は上昇していった。しかし相変わらず働こうとしないテツ、やはりホルモンは焼き続けなければならない…折角だから勉強に集中しなはれ、とヨシ江は勧めるも責任感の強いチエは体にむち打ってホルモンを焼き続ける。
そんな時、ヒラメが手を差し伸べる。チエの店を手伝いたいと申し出た。成績快進撃のチエに少しでも時間を作ってあげたい、小学生の頃のように遊べない分一緒にいたい、そんな思いからだ。ホルモン屋「チエちゃん」は、チエ・ヨシ江・ヒラメのトロイカ体勢となった。多少鈍くさいながらも必死で働くヒラメの姿に、チエは疲れを忘れ、一層店も勉強にも身が入るのであった。
努力は実ってチエは無事志望の高校へ進む。容姿は在りし日のヨシ江そのままに成長した。多感な時期、恋や部活にも目をくれず、やはりホルモンを焼き続ける。それでも文化祭などで彼女の文才がきらきらと輝き、竹本チエここに在り、と強烈にアピールした。持ち前の気力で何とか落ちこぼれることなく3年をむかえたが、人生最大の問題にぶつかった。進路をどうするか、である。
本当は大学に進んで文学を究めたい。しかし、ヨシ江だけでチエの進学を支えるのは難しく、進学を諦めホルモン屋に徹した方がいいのでは…テツはともかくヨシ江を気遣うチエは悩みに悩んだ。この答えを導いたのは齢七十路を超えてなお盛ん拳骨、そして恩師の渉だった。
「金のことは儂が面倒みる!そんなことでチエちゃんの将来を潰してたまるか!」
拳骨はテツを自宅に繋いで内職に従事させ、更に自腹を割って援助することを申し出た。賽はいよいよ投げられた。
チエは、教鞭を執る道をとった。国語を通じて文学を究めようと決めた。影となり日向となってくれた拳骨や渉の背中に感じるものがあったのだ。本当は拳骨の大学へ進みたかったのだが、せめて自宅から通い、ホルモンは焼き続けてヨシ江や拳骨等の負担を減らしたいという思いがあったし、別に学校が違っても成果は結局自分の問題、という彼女なりの哲学もあった。
それから4年、大学を卒業したチエは、偶然にも母校の中学校の国語教師として赴任した。偶然は重なる、受け持つことになった生徒の中に、渉の息子の章がいた。拳骨の血を引いた少年であり、頭もいいが折り紙付きの暴れん坊である。容姿はヨシ江そのままだが、体はテツの血を引いていた!
「章ァ~~!!」店の前で轟いたあの声が、今日も中学校の廊下にこだまするのだった…。
※全巻読んだはずなので、原作を著しく逸脱した内容ではないと思うけど、もし逸脱してたら何卒ご容赦のほどを。
※※渉の息子は、原作ではカタカナ表記だが、今回私の考えの雰囲気を出そうと、わざとこの読みで私の好きな漢字を充てた。
私、『アキラ』で字は『顕』。 [ 伊藤 顕 ] 98/04/02 15:25
そういや最近、ここ、女性の方の占める割合が多いなあ。竹本さんが以前、ここには女性がいないと書いて自爆してましたけど(笑)。それにしてもウハウハですなあ(爆)。
鈴原さんが妄想モードに突入していましたが、はたしてチエは誰に似るのだろう。興味があるところだ。性格は「三つ子の魂百まで」なんて『お経』(笑)もあるくらいだからそんなに変わらないと思うが、はたして容姿はだれに似るのだろうか。
小鉄の意見…『チエちゃんの横顔はお母はんそっくりや。』
小鉄はチエのファンやから多少ひいき目に見ているところもあるだろうが、おおかたの意見というか、望みというかは、ここに落ち着くのでは。

君代の意見…『お菊ちゃんに似て…』
幕ごはんちゃんはお菊さんのファン(?)だから、おタカはんいわく『ホメてるん』だけど、チエにとっては一番似たくない人物だろう。なにせ、『鬼瓦みたいな』(笑)顔面だから。しかし、「じゃりン子チエ」終盤頃では、チエにもっとも顔が似ているのはこの人物だったりする。

常連の意見…『そおやな、笑うとこなんかは…』
ここではチエにさえぎられて、誰とは特定していないが、間違いなくテツのことだろう。『テツに似たらお嫁に行けん』いまでもチエは悩んでいるのだろうか。そう言えば、チエは将来結婚することを当然のように捕らえているみたいだな。『ウチがお嫁に行ったらテツはどうなるんやろ』って考えているし。あれでいて、けっこう保守的な部分が強いのかも。
まあ、このくらいの年齢だから深くは考えていないのだろうけれど。将来ばりばりのキャリアウーマンになりそうなバイタリティーの持ち主だが、意外と家庭に収まっちゃって、平凡な家庭を築きそうな気もする。しかし、もちろん当然のごとくテツは毎日遊びに来るんだろうな。

テツの意見…『チエ、どんどんワシの一番嫌いなやつに似てくるやないか。』
テツのいう「一番嫌いなやつ」はおそらくお菊さんのことだろう。ヨシ江のことではないと思う。テツは、変なプライドを持っているせいで、ヨシ江さんに十分な愛情表現が出来ない分、チエを可愛がっているふしがあるし。硬派には女は似合わないが、子どもを大事にするぶんには構わないだろう。子連れ狼だって大五郎を連れているじゃあないか。そんな感じだろうか。テツは、ヨシ江さんに似ているチエがかわいくて、それが少しでもお菊さんに似てきたことが許せないのでは。あまり関係のない渉に当たってもしょうがないが。

拳骨の意見…『ええとこはみんなヨシ江はんに似とる。テツに似たのはケンカが強いとこだけや。』
西萩の頭脳、花井センセの意見はまこともって的確である。理想的なのは、みんなのいいところに似ることか。
ただ、花井センセは、西萩の頭脳ではあるが、決して西萩の良識ではないところに問題がある。

個人的結論…
自分はヨシ江さんのファンなのでヨシ江さんに似て欲しいなあ。
まあ。姿形はともかくとして、その中身はチエちゃん以外の何モンでもないんだけどね。

さあ問題です。上の文章の『』で囲まれたセリフはそれぞれどこから引用したものでしょう。答えは自分も分かりません!!(笑)多分セリフも間違ってると思うし…(涙)
最近新しい人も多いからまたカルトクイズでも作ろうかなあ。前の「超弩級」みたいにすると自爆するから、もう少しいい問題を。
うーん、長げえ!妄想モードに突入すると長くなってあきませんわ(笑)。

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