15巻第8話「行きはよいよい帰りはこわいの巻」。
こういう感覚、いいなあ。
ぼくはほとんどＴＶドラマを見ないけど、最近は好きだとか、嫌いだとか、愛してるとか、不倫だとか、嫉妬だとか、いい加減にしてほしいなあ。イージーな世の中だから、恋愛までイージーになっちゃったのかな。
近頃、見栄を張らない男が多いと思う。簡単にリアクションしちゃう。
やっぱり、ぼくは、男は見栄を張るべきだと、思う。……、と、思う。のは、僕だけかなあ。

最近のドラマは好きではない。というより嫌いだ。もともとドラマは見ないたちだけど、そんな私が見ても、あまりの演技力のなさ、見ていられない。

人間関係の汚いところばっか見せてなにがおもしろいのだろう。家に帰った後まで、疲れたくはない。ずっと暴れん坊将軍や大岡越前のほうがいい。（…う、うーむ）

チエちゃんの中の何気ない日常生活の雰囲気、人情、ほのぼのした話。私は心から安心して読めれる。こういったものが、今の世の中には必要なのではないだろうか。心を休めるひとときを、作るべきではなかろうか。

じゃりン子チエにおいて、私が好きな話はサッちゃん篇かなぁ。
あれだけを一気に読み切ると、すごく泣けてきますよね。
じゃりン子チエの要素がほとんど詰まっていて、読んだ後の充実感がものすごく高いんですよ。その中で特に好きな話は、サッちゃんが引っ越すことを知ったチエちゃんがお母はんとボートの上で話すやつ。
チエちゃんの優しさがでている、いい話です。
サッちゃん篇をアニメ化して欲しいんだ、私は