堅気屋倶楽部
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「竹本ヨシ江家出の真相」 [ 伊藤 顕 ] 98/07/06 11:32
長年疑問に思っていた。どうしても腑に落ちなかった。なぜ、どうしてあのヨシ江が家出をしたのだろうか?…というわけで、「竹本ヨシ江家出の真相」と、なんかどっかの週刊誌の見出しのような論文(?)を書きました。
ほんとに謎だったのです。

まあ、長期週刊連載による矛盾だといってしまえばそれまでなんですけど(苦笑)、何でヨシ江さんが家出したか。なんで「テツを就職させやんとお母はんに会わすわけにいかん」のか、何故、それまで竹本家に寄り付かなかった拳骨が突然しょっ中訪ねてくるようになったか?etc...

一応、それらのことを解決するいい仮説が出来上がったと思うのですが…

http://www.d1.dion.ne.jp/~xitoaki/

「家出の真相」について [ 高木和人 ] 98/07/07 00:04
「家出の真相」の論文読みました。名付けて「唆(そそのか)し説」。
結論から先に言いましょう。素晴らしい!
なるほどストーリー展開とも辻褄が合ってますし、それにいかにも菊が考え出しそうなことだという感じです。
わたしが従来疑問に思っていたのはなぜ、「重要人物」にしてテツとヨシ江の仲人花井拳骨がヨシ江はんの家出という一大事の時期にテツやチエちゃんとしばらく会わずにいたのだろうということです(第1巻第11話)。この疑問も「唆し説」を採用し、菊の方から拳骨にしばらくそっとしておくように頼んであった、しかし授業参観の事件を聞いて遂に拳骨は我慢できなくなって出て来たと考えれば拳骨の行動も納得できるような気がします。この「唆し説」はより深い掘り下げをしていきたい、本当に魅力ある解釈ですね。
ヨシ江家出論について反論 [ 齋藤洋平 ] 98/07/24 12:12
「ヨシ江はん家出本気論」について反論したいことがいくつかあります。まず一つ。

"ヨシ江がテツを離さない、テツは逃げたがっている人"という関係であるというくだり。
そもそも、テツは以前ヨシ江に浮気の容疑がかかった時、ヨシ江は自分を裏切らない(夫婦と言う関係において)と思っていたテツがショックを受けて固まったことがあったり、またヨシ江が帰るまえ、3人で遊園地に行った際、無意識でやった事ながらテツはヨシ江の方に肩を組んだりしてたじゃないですか。

コミックスを読み返してみるとそういったシーンが所々あります。
結果としてテツとヨシ江は相思相愛なのです。それなのにあの論文の表現はあまりにも2人の関係を斜め読みし過ぎているのではと思わざるを得ません。
そしてもう一つ。「テツのシャツはヨシ江に対する嫌味である」と言う説。

あのシャツはヨシ江も確か同じ物を持っていたはずです。
おそろいのやつね。そもそもこの筆者の方のいう「テツはヨシエを嫌っている」ならばコケザルに黒シャツを買い占められて「わしのユニフォームが無い~」とか「調子が出ない」とか言うほどあのシャツに執着しないでしょう。

以前チエがマサルと同じシャツを着てしまったことがありましたが、その時チエは「うちは着とくど。だいたいウチの方が似合とるもん」といいつつも結局あのシャツはコミックス中2度と復活することはありませんでした。

テツも「ワシの方がにあっとるやんけ」という考えで着ているという考え方も出来ますが、ヨシ江の顔すらじっと見れないウブなテツがそんなこと出来るでしょうか。

「ヨシ江が出ていったからこれしか着るものがなくなった、という嫌味」なら、わざわざヨシ江が帰ってきた今、黒シャツを着続けなくては行けない理由はテツにはありません。

「あの時は大変やったんやど」という事をくどくど表しているのならば、べつにそんな回りくどい事をしなくともテツ的にことある毎に愚痴ってた方が効果がありそうだとテツも分かるんじゃないでしょうか。。テツはヨシ江を「にぶい」と思っている訳ですから。

嫌味をしても鈍いヨシ江に伝わらなければしょうがない、と。

http://www.geocities.co.jp/Broadway/6964/

私もそう思います。 [ 北中 ] 98/07/24 14:57
いろいろ忙しく、堅気屋倶楽部くらいしか目を通さない日々が少し続いていました。
下の斎藤様の意見を読み、早速論文を拝見したところ私も「?」と感じました。
人の感じ方はそれぞれで、伊藤様の考え方もあると思いますが。一番「?」と思った個所は、『家出の本当の仕掛け人は菊とチエである』という所。
文章は納得いくよう結びつけてはおられますが、ヨシ江の意志でしょう?

論文ではないので詳しく書かないですが、テツが風邪で寝込んでておじいはんがヨシ江を会わそうとする時

菊「あのバカタレ、カイショウも無いくせにようも出て行けやなんて…」
ヨシ江「おかあさん・・・本気で聞いた私も悪かった思てます…」
チエ「うちはこのままでええのに、いつでもオカアはんにあえるし。元気になったらまたクソカス言いよるでェ」

この会話でも分かる通り、テツの「出て行け」発言を本気で聞いてしまったヨシ江がマジで出ていったのでしょう。(それだけテツの言い方はキツかった)
菊とチエの作戦だったとしたら、この会話はおかしいのではないでしょうか?
「まだ会わんほうがエエ」と言ったのも、どうせ今帰ってもあの時と変わってないという事だからでしょう。
家財道具も元々家にあったものではなく、ヨシ江が家出先で揃えたものではないでしょうか?

チエ「やっぱりタンスやなんやあると家らしなるな~」
ヨシ江「今朝 お父はんに運んでもろたんよ」

とあるように、チエは家具に(少し)感動している。
テツに手伝ってもらって運び込んだ程のものをあの時どうやって持って行ったのでしょうか。花井はんが手伝ったんですか?
花井先生との関係も、この時はあまり関わっていないのでは?
家出はせいぜい1年前後でしょう、(それ以上長いとあのおじいはんが黙っていないと思う)ですが、チエに会った花井は「おう、チエちゃんか おっきなったな~」と言っている。
今ほど付き合いは無くしばらく間を置いていたが、授業参観の一件で息子からテツの事を聞き久しぶりにカツを入れに来たんでしょう。

ワタル「この前の授業参観の話をオヤジにしたら、お父さんがオヤジの教え子だった事が分かったんだよ」

恐らく息子が教え子だという事を知り(テツの子が)、再びテツの面倒をみだしたのでは?
それから黒シャツもテツの言う通り『ユニフォーム』でしょう。
ヨシ江が家出した記念もついでに言ったイヤミであり、着る物がなかったとかいうのとはチト違うのではないでしょうか?
つい長々と書いてしまいましたが、上記もまた私個人の考え方です。変な文章ですいません、ではまた。

本当ですね、北中さん(笑) [ 齋藤洋平 ] 98/07/26 15:13
あらためて伊藤氏の論文に首を捻ることができました(すげー伊藤氏に対する嫌味)。
やっぱり一言書いときます [ 北中 ] 98/07/26 20:02
斎藤さま、私は嫌味や変な意味で下記の投稿をしたわけではありませんヨ(^^)
伊藤さまのレポートに対する感想文です(私はこう思います、という)
伊藤さま、変な意味でとらないで下さいネ。
それはわかってます。 [ 齋藤洋平 ] 98/07/26 21:24
これはべつに北中さんを指した訳ではありません。
僕(あくまで僕)の発言が嫌みっぽく聞こえちゃってるね、ってことです。
最初っから北中さんの投稿は正論だと思っているし、純粋にじゃりン子チエという漫画を愛しているからの発言だと受け取っています。
ですから、こちらこそ誤解しないで頂きたいと思います。
なんか迷惑かけて、すいませんでした。おこんないで下さいね(^^
伊藤顕参上! [ 伊藤 顕 ] 98/07/27 12:02
いやはや、私としては久しぶりの登場になります。というのも就職活動がここんとこせっぱ詰まってたからですが、おかげさまで先日内定いただけました。ここではあまり関係ない話ですね。
しかし…、なんや知らんうちに自分の話題が多くなってますね(笑)。
例の論文ですけど、ガンガン反論ください!こういう反応も自分の論文を読んでくれてるって事で嬉しいし、こういうきっかけで話が盛り上がれば最高ですから。
だけど自分、まだ人間が出来てないものですから(笑)言われっぱなしというのもなんだから、ちょいと反論させてもらいま(笑)。

>“ヨシ江がテツを離さない、テツは逃げたがっている人”という関係である

文中にもある(と思う)とおり、「どちらかというと」です。テツ個人としては、もちろんヨシ江さんにべたぼれなわけで。
ただ、硬派を気取るテツとしては、『これでよお分かったやろ、ワシなんかについてきたら不幸になるんや』というような男を目指してるわけだから、(要するに「ジュニアの初恋」の話に出てきた「五郎」みたいな男)嫁はんにべたべたするわけもいかないから、ヨシエさんを突き放すフリだけでもしたいわけですよ。
テツがヨシ江さんを避けているのは、絶対に二人っきりになろうとしないという点でも如実に表れてますね。もちろん、これは多分にテレという感情が交じっているんですけど、あそこまで避けるのは、テツがヨシ江さんをこわがってるからですよね。

なんだか誤解を受けそうなので一応言っておきますが、もちろん暴力的なもので恐れているわけではありません。二人っきりになると、ヨシ江はどんな反応をするか分からないところが怖いんですよね。

テツ「こおいう顔してたら、わしは安心するんじゃ」
ヨシ江「こおですか?」
テツ「笑えんなあ、おまえの冗談だけは笑えんなあ…」

このせりふが出てくる時の話が一番この二人の関係を表していると思うんですよ。
テツはここでも被害者は自分の方だといってるし、他の話では「不幸な結婚をした男」等といってますね。いざ付き合ってみたら思っていたのと全然違った(と言うほどでもないか)って感じですか。
ほかにも、餃子試食会の時の

ヨシ江「今日は、私らの結婚記念日かなんか…」

こういう予測もつかない反応がこわいんですね。
チエと拳骨が、この二人が「防空壕」へ入るのを目撃した時、ヨシ江さんは、チエが今まで見たことないほど良く笑って、テツの方はというと、拳骨センセいわく、ケイレンしていた、と。
ヨシ江さんとしては、テツの自分の言葉に対する反応が面白くてしょうがないのでは。ちょうど、サッちゃんがカブ大会でテツの反応を見て楽しんでいたように。
テツのほうは何いわれるか分からないのでカチコチになっていたと。

なんや長くなってしまったのでまとめておきますが、もちろんこの二人、相思相愛です。
「どちらかというと逃げたがっているのは…」というところで自分が言いたかったのは、「ヨシ江さんがテツを見捨てて逃げすはずがない」ということなのです。

http://www.d1.dion.ne.jp/~xitoaki/

Re:「竹本ヨシ江家出の真相」 [ 伊藤 顕 ] 98/07/29 11:25
実際のところ、これについては結構いろんな反応があって嬉しいのですわ。
前の「はるき悦巳の秘密」のときなんかは、表立った反応がほとんどありませんでしたから(苦笑)。だからどんどん論争しましょうよ。インターネットの利点は一方通行にならないとこですから。
しかし、結構自信のあるセンセーショナルな(?)説だと思ったんですけどね。物語序盤の諸処の矛盾を解消するには。説得力が足りなかったのか知らん。
まあ、かなりゴリ押しな話の展開で持ってっちゃってる論文で、ある事は事実ですけどね。なんせ仮説に対する根拠がない(笑)。こうすると色々と説明がつくよーってだけのもんすから(なんかだんだん弱気になってきた(笑))。

http://www.d1.dion.ne.jp/~xitoaki/


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