こないだ発売された「映画版じゃりン子チエ」を見ていて気づいたこと。最初のほうでチエがマサルを丸太ン棒でどつくシーン、逃げ帰るタカシの捨てぜりふが、なんとカットされているではないか!問題のせりふは、今では放送禁止用語の代表格、「キチガイや~」(あえて伏せ字等は使いません。伏せ字って卑怯だと思うから。)あれっ?て思ってテレビ放映版も見てみたら、やっぱりこっちでもカットされていた。
映画ではでかいスクリーンでこのせりふを叫んでたのね(笑)。自分の持っているのは一番古いほうのビデオなので、カットされてないようだ。
再発の方ではどうなんだろう。興味のあるところだ。確か、バカンス1号さんが値上げ再発版のビデオもってましたよね?
新しいビデオのパッケージに「原盤上の都合で音声が途切れる部分がありますが…」と断り書きがあるのがなんとも皮肉っぽくていい(笑)。「劇中で一部、差別用語があったのでカットしてあります。」とは書かないのね。
ほかにも、映画の中には、配給元の違う「寅さん」がでてきたり、「風と共に去りぬ」や「ゴジラ」がでてきたり(これは配給もとはいっしょだけど)、オール阪神さんが鬼太郎のおやじの声まねやっていたり…おおらかな時代だったんだなあ。