「じゃりン子チエ」ははるき先生が描いていますが、じゃりン子チエの登場人物の思考は創造者にすらはっきりと分からないと思います。はるき先生は、平社員Aさんが言うように「「恋愛」や「青春」を真っ向からシリアスに描くことを意識的に避けている」とも思います。以下、「したがって、チエの恋物語もついに描かれることはなかったのです。つまり、チエの恋愛対象になるような男は、本来、作品中に「存在してはならない」のです。チエ曰く「ウチは男運が悪いねやろか ロクな男が集まらん」(第1巻第15ページ)とのことですが、「ロクな男が集まらん」のは、作者がそのように仕向けているのです。」なかなか、面白い見解だと思います。
でも、「はるき先生をつかまえて問い詰めて」も、平社員Aさんの求めている回答は得られないと思います。それは、平社員Aさんの考えがはるき先生と違うからではなく、はるき先生にも分からないことだと思うからです。
私は、過去ログを読んでチエちゃんの恋愛対象を考える事自体が間違っていると、平社員Aさんが言われているような印象を受けました。(意味不明なことを書いていたらすいません)。チエちゃんの心は作品の中で形成されていき、その心を知るにはチエちゃんの一挙一動を冷静に見つめなければ分からないことだと思います。しかも、どんなに考察したところで、「~だろう」で終わってしまうことだとも思います。でも、それこそが一番大切な研究であると思います。それは、一人の論文で決着するものではなく、たくさんの人が意見を交わすことでより真実に近づけるものであると思います。
私もバッシングを受けてしまうかも知れませんが、どちらかというと平社員Aさんの意見に納得できる部分が多々ありました。そして、平社員Aさんは言葉使いの注意をされているのに、その考え方を否定されているように捉えているのではとも思いました。管理人様は、催促しないと言っていましたが、私は催促します。
ウチ、はよ論文読みたいワー。