堅気屋倶楽部
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「帰ってきたどらン猫小鉄」の感想 [ 永吉 ] 03/02/14 02:09
はるき悦巳さん久々の新刊「帰ってきたどらン猫小鉄」の感想を聞かせてください。
結構好きですよ。 [ 堺のテツ ] 03/02/14 09:49
web掲載当時から読んでましたが、結構気に入ってます。
最初「プラマイゼロ」の話が出ているころは、「また、突拍子もない話やなあ」と軽く見ていましたが、読み進むにつれて引き込まれるようになりました。
一番良かったと思うのは、これまで多かった「小鉄がケリをつける」パターンでなかったこと。ニセニセ君、エレキ君が自分の考えで行動して小鉄とジュニアを救ったことに新鮮味を覚えました。

現在「2」が連載中ですが、舞台はなんとなく神戸の灘近辺の感じがしますね。今後の展開が楽しみです。

僕も好きです。 [ 真 ] 03/02/15 07:13
最初ちょっと、なんだか読みにくかったですが、読み慣れてくれば独特のはるき調を堪能しながら最後まで一気に読破。
内容が結構ヘビーで、重量感があってちょうど一本の映画を観たような読後感でした(映画を全然見ない人間なのでこの表現はおかしいかもしれませんが)。待ってた分、じっくり読んじゃうからねえ。
次は1冊に半分ずつで中篇2本てーのがいいなあ。ハードでないのが(笑)。

あとがきはちょっと・・・「もう漫画は描かないのだろう」なんて、たまげますよね。冗談じゃない!って。
ファンはずっと求め続けますよ。ずっと欲し続けます。はるき作品に代わるものは無いですからね。

僕はWEB上のは読んでないので、読んだ方にWEB上で読んでいたのと単行本で読んだときとで、その違いや感想なども訊いてみたいです。

Re:僕も好きです。 [ まつうえ ] 03/02/15 12:14
以前ここで「その後のどらん猫の単行本化を」という話になったとき、私は「この出版不況の中、タダで見れるのをわざわざ本にしても売れるかいな」と思っていました。しかしいざ出版されるとなると本屋に予約しにいっていました。ファン心理とは恐ろしいものです。
最後のはるきさんのコメントを読み、休載等の理由が分かったので買って損はなかったと思います。
会社の同僚は私がWEB上で見ているのをのぞき見して「猫に電気の配線て。無茶なことさすなあ」と一言いってました。
好き… [ テツのひげ ] 03/02/18 00:28
なんか、愛の告白…。一昨日注文して、今日届き、今日読みました。(この遅さは、ファン失格か…)。
作品の感想は、ほとんど真さんと一緒です。後半は、はるきワールドに引き込まれていました。

はるき先生の「あとがき」は必見だと思います。

>「もう漫画は描かないのだろう」なんて、たまげますよね。

はるき作品に代わるものは無いですが、どうしても無理なら、誰かに「じゃりン子チエ」を「引継ぎ」させる…なんて無理ですよね…。(すいません、素人考えで)。でも、無理は承知でいつまでも、続きが読みたいものです。
小説は…無理かな…。

http://members.tripod.co.jp/Ngawa/new/index.html

書評 [ 真 ] 03/02/20 21:44
「SPA!」2/25号に「帰ってきたどらン猫」の書評がありました(2チャンネルで情報得ました)。
ほとんど無くなりかけてるので、すぐに見つけて読んでみましょう。
Re:書評 [ 真 ] 03/02/26 18:33
> 「SPA!」2/25号に「帰ってきたどらン猫」の書評が

もう売ってないだろうから内容紹介しちゃうけど、“いわゆる「猫マンガ」とは一線を画し死と暴力の世界で、命と愛を描く”というタイトルの気合いの入った書評です。
書き出しから
「擬人化された猫の物語だからといって油断するな、と先に言いたい。」で始まって、「知らない人は猫が主人公のほのぼのしたマンガかと思うかもしれない。だが実際は全く違う。」という調子で作品内容の説明に入り、
続けて
「はるき悦巳という作家を単なる下町人情マンガを描く人だと思っている人は意外に多いが、それは大きな誤解であるし、また、そういう見解は人生を損しているとしか言いようがない。」とまで言い切ってその作家性を賞賛して、それから(多少過激に)「帰って来たどらン猫」の作品性を解説し「死と暴力の世界で、命と愛を描く。」と・・・。
そして、あとがきにも触れつつ最後は
「名作です。」
と結んでいます。

読んでてシビレました(笑)。
はるき悦巳の最近のほうの、特にこの作品に関する良くない評価ばかり目に入ってきてたので、(あとWEB上公開ということにも)不満や寂しさが溜まっていて(それで以前、罪もない灰江奈さんにその不満をぶつけてしまったこともありました。その節は大変申し訳ないです)、いざ読んだら「はるき悦巳健在!」を確認出来るものだったのでそれで充分満足出来たのですが、この書評で完全に不満も吹き飛びました。

評者は鶴岡法斎。「マンガロン」はまだ読んでないのだけど、これはいよいよ読まねばという気になりました(大友作品評も入ってるから手に入れるつもりではいたんだけど)。

「あとがき」の感想 [ 灰江奈 ] 03/02/27 01:02
> その節は大変申し訳ないです

 真さん、そのようなことをおっしゃられては困ります。誰がどうとか、どっちが悪いとか、もう止めにしましょう。
 それはそうと、「帰ってきたどらン猫」の単行本でしたら、遅ればせながら私も買いました。今回は、とりあえず「あとがき」の感想だけを書きます。

(以下、「あとがき」の感想)

 はるき先生にそのようなご事情がおありだったとは夢にも思いませんでした。何と申し上げたら良いか……。しかし、考えてみれば、そういう事情があっても少しもおかしくないですね。
 「じゃりン子チエ」があれだけ売れたのだから、はるき先生は少なくともお金にはまるで不自由なさっていないものとお察ししますが、しかしお金だけでは解消できない苦労もこの世にはやはりたくさんあるものですね。まぁ、これも当たり前の事ですが。

 未読の方には何のことやらサッパリでしょうが、興味がおありでしたら買って読んでいただくのが良いかと存じます。

Re:好き… [ 菊の花 ] 03/02/26 14:02
初めまして菊の花です、私の好きなキャラクターは小鉄です
強くてカッコイイ猫です、再放送されてません
ずっと前、レンタルビデオ屋さんに行って借りてきたビデオで何度も観ました、劇場版の「じゃりン子チエ」のビデオも持ってます。
Re:「帰ってきたどらン猫小鉄」の感想 [ 菊の花 ] 03/02/26 14:05
私は単行本の「どらン猫小鉄」を持ってます、連載漫画の「じゃりン子チエ」と違って、ギャグマンガじゃないと思いました
その漫画を読んでよかったです、雌猫が一匹も出ませんでした
でも私は小鉄が大好きなので何度も読みました。
私も読みました… [ マサル2号 ] 03/03/03 12:32
ここへ書き込みするのは初めてですが…。

私も、つい先日「帰ってきたどらン猫」をジュンク堂書店で購入しました。
「えらいシリアスな話やなぁ…」と思いながら読んだのですが、あとがきを見て絶句。

はるき氏にそんな大変な事情がおありだったとは…。
にもかかわらず、これだけの作品を描き上げられたってのは本当に脱帽ですね。
私自身が抱えている問題など、はるき氏に比べればごくごく小さいものなんだと実感しました。

現在連載中の「帰ってきた~2」も、大いに期待しております。
おそらく神戸の酒造所が舞台だと思われますが、自宅がすぐ近くなので。
…我が家がチラッと出てきたらどうしよう(ないって)

Re:私も読みました… [ 菊の花 ] 03/03/14 14:27
私も「どらン猫小鉄」を読みました、本当にシリアスな話でしたね、かっこいい猫なので大好きです
一番好きな番外篇です。
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