豚好きさん、はじめまして。
そして、堺のテツさん、ちょっと失礼して私にも口出しさせて下さい(笑)。 マサルとチエの関係はまことに奥が深くて、いろいろ考えれば考えるほど分からなくなるところでもあります。
> 25巻「マサル宿替い騒動」。チエちゃんに渡した膨大な数のノートは、まさに出すに出せなかったラブレターの束みたいに見えます。
この話に関して、私も以前ちょっと意見を書いたことがありました。2001年7月30日付の発言ですが、一部だけ以下にコピペしておきます。
---------コピペ開始-------------
「サディスト・小林マサル」によれば、マサルのイジメの標的はチエであって、ヒラメはあくまでも「ついで」であるとのことですが、そうとばかりも言えないような気もします。
例えば、(中略)マサルは、「ヒラメ用」の悪口ノートを「チエ用」とは別に大量に書き溜めたりもしています(単行本第25巻第8話「マサル宿替いの巻」)。
「本命」はチエだとしても、ヒラメは、「ついで」というよりは、「次点」くらいの存在ではあるのではないでしょうか。
---------コピペ終了-------------
しかしながら、マサルは、このとき「ヒラメ用」のノートも含めて「全部チエにやる」と言っております。「ヒラメにやる」とは言っておりません。このことから見て、やはりチエの方が「本命」なのか、とも思えます。
チエにとっては迷惑以外のなにものでもない、というのは多分その通りだろうと思います。しかしながら、この次の話(25巻9話)の中で小鉄とジュニアが下のような会話をしているのがちょっと気になるところでもあります。
(ジュニア)「チエちゃんは、マサルから開放されることになって連日盛り上っとるのか。」
(小鉄) 「それは…、そぉでもないんやな。なんか気が抜けたみたいで…。」
さらにもう一つ付け加えるなら、マサルの悪口攻撃の対象は必ずしもチエとヒラメ限定というわけでもないようですよ。なんとなれば、他ならぬチエとヒラメ自身が、マサルについて下のように語っているからです(6巻10話「ヒラメ絶唱 いかるが篇の巻」)。
(チエ) 「誰にでもイヤミいいよるなあ。」
(ヒラメ)「あれ 性格やねん。」
繰り返し申しますが、マサルとチエの関係はまことに奥が深いです。しかしながら、私はこのところ多忙でして、この話題に深入りしている余裕がないのでほどほどにさせてもらいます。