今回のどらん猫2のラスト考察、実は業界のごく一部だけで有名な、ゴーストライター(そのままやんけ)の草案によれば、仮タイトルは「マタタビナウ」であり、今までの、小鉄の敵たちは、すべて、ノンキの刺客であり、小鉄を仙猫にするための修行の一環に過ぎなかった。
更に、ノンキは母猫を病で失ったので、すべての病気を治す酒を造ることが、真の目的であった。その為に小鉄、ジュニア、社長、将軍を最終的に利用した。ツバクロ兄弟も仙猫で、そんなノンキの所業を悪だと決め付け、それで、ノンキを狙っていた。
決着の着け方は作者自身に握られているが、本来の草案に沿ったものであるならば、ドテラの留吉から、山の中のあいつ、正太郎、ユンカース、アメンボウ、などなどのジャリチエ出演猫が再登場し、ノンキとの係わり合いを通して、猫とはどうあるべきかということを、セリフ以外の方法で語らせるという、至難中の至難のシナリオ作りをしなければならないという、物であり、更に言うなら、ゴーストライター側は最終的に、たとえ最終目的が善であっても手段を選ばなかったノンキが悪で、ツバクロ兄が善と言うとんでもないシナリオになっているが、きっと作者は拒否するであろう。あのままでいくなら、ノンキが正義にならざるを得ないシナリオ運びをしているからだ。
追加、今のドラ猫2を書いている作者は、はるき悦巳本人ではないかと思われる。
読者の声「さよか」