amazonやヤフオクとかでずっと探していたけれど見つからずにあきらめていた「舌町物語」だったんですが、先週「スーパー源氏」という古本販売サイトでついに見つけました！しかも250円！！
さっき届いたんで凄く興奮しています。読んだら感想をまた書きます。

「舌町物語」、読み終わりました。
絵がメチャクチャ初期の頃ですね。じゃりン子チエで言うとコミックス・一ケタ台の感じの絵です。
関東が舞台なのにも驚きだったんですが、チエちゃんでは考えられないような性描写（と言っても「薄め」ですけど）があるのにもビックリしました。
原作者がいるためか、他のはるき作品に比べるとキレイな描写にまとまっている作品だなと感じました。

個人的には、終盤に載っている短編「政・トラ・ぶっとん音頭」の物悲しさが一番気に入りました。

あと、巻末の、中世を舞台にした「伝説」という作品にもビックリさせられました。
どらン猫で描かれるようなハードボイルド的な作風に繋がるような感じがしました。

「舌町物語」懐かしいですね。表紙のテツを子供にしたような顔の男の子のキャラクターが印象に残ってます。
チエちゃんがアニメで放映されていた頃、近所の本屋でも売っていて、ちらっと中身をのぞいてみましたが、話が暗そうな感じだったのと、当時「じゃりン子チエ」以外の作品にはあまり関心がなかったので、結局買わずじまい。
今考えると惜しいことをしたな、と思います。

舌町物語を含め、絶版になっている読切り作品を是非復刻してほしいと思います。

サカテツさん、どうも。
そうですよね。
短編をまとめた単行本を出して欲しいっすよね