マサルはチエに片想い、と言うのが正しいのだろう。18巻にそんな場面もあったりする。定説だ。10年後の2人を、ハガキ職人の僕が大胆に予想してみる。
10年後といえば、お互い20才前後。ひょっとしたら、驚異の運で同じ中学、高校 へ進学し、チエは大学には行かずホルモンを焼く事に専念し、マサルは普通の東京の大学へ進学するとするのだ。中学生頃から段々チエもマサルも意識し始め、チエも「ひょっとしたら、ウチ、マサルのこと、好きなんちゃうやろか?」と、思い、マサルも「俺、チエのこと…好きなんやったんやろか…そやからあんなに一生懸命悪口書いたんや」とズンズン意識し始め、互いの目があうたびにドキっとするのではなかろうか。
高校の時、マサルがチエに告白する。チエの髪にはもうポッチリはない。セミロングが風にユラユラ揺れる…付き合いはじめて3ヶ月目…チエはキスの味を知る。(魚のキスではない)順調に事は進むが、マサルは東京の大学にいき、ちょっとチエの元気がなくなる。
会う回数も減り始め、終わりを思わせるが、チエは一途な女だった。想いは変わらない…。マサルはその後、大阪の会社に就職する。チエは、この日をまっていた。
マサルも待っていた。再会…。2人は猛烈に愛し合った。そして、とうとう…やってしまう。その後チエはテツの反対を無視して竹本チエから小林チエになってしまう…。チエにそっくりな女の子を産み、その子が2代目じゃりン子チエになる。子どものなまえはユキ。じゃりン子ユキはチエにそっくり。
母チエからポッチリを譲り受け、ホルモン屋の看板娘としてがんばっている…(これは、あくまで僕の想像)