ああ、帰省中にRESがついてる(^^;
すんません、回答です
ヒラメちゃん在日朝鮮人説については、呉氏も特に詳しい説明をしていません
ヒラメちゃんはおそらく在日朝鮮人だろう、という一言だけ
マンガ中にも、それと思われる描写、セリフは見つかりません
たぶん、顔で判断したのでしょうね(ひどい話のようですが(^^;
マンガでは、絵も重要な情報ですし、記号化される、ということを考えれば、平坦な顔を朝鮮人と判断するのもアリ、とは思います
ただ、強引すぎるきらいがあるので、私の判断は、可能性はある、という程度です(断言できるだけの情報がないのですよ。選挙権の問題もあるし)花井センセの執筆活動ですが、マサルのおじさんが登場したとき、花井センセを作家の一人として名を挙げています
李白研究は、花井センセの基本ですが、マサルのおじさんの発言は、それ以外の執筆活動があることを示唆しています
内容としては、周センセが登場することを考えますと、私小説のようなものではないでしょうか
その内容(もしくはテーマ)は、基本的に反権威(反権力?)、といったものではないかと思われます
その根拠として、花井センセらが警察とラグビーをした後、雑誌にスクープとして掲載されるのですが、その掲載内容が、日本と喧嘩したように書かれている、ということです
警察と喧嘩しただけで、普通はここまで飛躍したことは書かれませんよね
花井センセが普段執筆しているものが、日本と喧嘩しようとしている、と思われてしまうものを書いているためではないでしょうか
さらに、テツがハイエナ商事の社員と口論をしているとき、あの花井センセやどー、と紹介すると、花井センセは、冷めた表情をしています
ハイエナ商事の社員が花井センセを知らないからではありません
知らない、と言う前から冷めた表情になっていますから、花井センセは、テツも権威に弱いことを悟って、がっかりしたのではないでしょうか
#別の見方として、ハイエナ商事のような
#権威を笠に着て横柄な態度に出る人間を毛嫌いしている
#というのもあります
##どちらにしろ、花井センセのスタンスが反権威であることが
##伺えるエピソードです
##花井センセ自身が権威になるもの嫌がっていますね
なぜテツが権威をどうとも思わない人間と花井センセが判断したのか、それはテツが被差別部落の人間だから、ではないでしょうか、
とようやく、呉説と結びつきます。長かった(笑)
部落の人は、国家からも虐げられています
人が嫌がると殺場などが同和地区に建設されていたりと、国家が暗黙に差別を了承しているのです
つまり権力者に対する不信、そして弱者虐待に対する怒り、それがテツの警察・やくざ嫌いへと結びつく、と呉氏は判断しました(部落被差別者は、社会的弱者ですね)
そして、それが花井センセの執筆活動と結びつくわけです
単純に花井センセがテツを好き、でも別に問題はないのですが、何十年もの間テツとつきあっているのですから、少し論拠としては弱くはないでしょうか
花井センセが好きなのは、テツの権威を屁とも思わない態度
私はそう考えます
以上の理由からでは、テツを部落被差別者と断言することはできません
まあ以上のもの以外で判断する材料はほとんどないのですが、ヨシ江はんの両親が既に亡くなっている、ということも重要です
部落被差別者との結婚は、通常親類縁者の猛反発に遭うのが普通ですから、なぜ両親が亡くなっている、という設定なのか
それは、テツとの結婚をスムーズにするためではないか、というというのが私の見解です
とここまで書いて、アブナイ思想の人だと思われたらやだなぁ
という気分になったので、ここまで
あまり飛躍はなかった思いますけど、いかがでしょ