堅気屋倶楽部
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通天閣 [ 森 絢女 ] 98/07/10 23:32
「じゃりン子チエの秘密」では作品中に通天閣は出てこないと書かれてますよね。
でも、1巻の76ページの右下のコマに描かれているのは通天閣だと思うんですけど…。
確かにそこのコマ以外で通天閣らしきモノは出てきたことないとは思うのですが…。もう、気になって気になって…。(^_^;;;;

http://www.geocities.co.jp/Beautycare/1967/

訂正では [ 森 絢女 ] 98/07/12 01:12
で、HPの訂正一覧では67ページに出てくるって訂正されてるんだけど…。ん~…。

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訂正の訂正 [ きくちかおる ] 98/07/12 07:17
『じゃりン子チエの秘密』をご愛読いただきありがとうございます。
訂正の67ページではなく、森さんの鋭いご指摘の通り通天閣が登場するのは1巻76ページ(5コマ目)です。
すみませんでした。

ついでにタイムリーな訂正をひとつ
『秘密』201頁3行目「一票の行使で国民の義務を果たそうと投票所で…」は「国民の権利」の間違いです。
『じゃりン子チエの秘密』をお買い上げになられた皆様に限り心よりお詫び申し上げます。
なお『じゃりン子チエの秘密』(データハウス刊・全国の書店で購入可)の正誤については下記リンクでサポートしています。
https://kazamidori.net/jarinko/teisei.htm

Re:通天閣 [ 長友 馨 ] 98/07/12 09:57
通天閣と言えば、僕も気になっていたことがあって、2巻160ページにもそれっぽいのが出てきてますが?
ところで『ガチャバイ』が、少しずつ登場人物の背景が見えてきて、ますます面白くなってきましたね。
あ、私も… [ 森 絢女 ] 98/07/13 00:03
そうそう、実は私もそう思っていたの…。
ただ、通天閣周辺の建物は、あんな感じじゃないよなぁとかって思って、自信がなくて…。
それと、上の展望台の部分は確かに通天閣にそっくりかと思うのですが、その下の鉄骨部分がネオンも含めて少し太めかなぁ…。で、ますます自信がない…。
多分はるき先生も最初の頃は場所の特定をさせないという意識はなく、連載となってしばらくしてからそういうつもりになられたのではないかと想像するわけです。

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西萩について。 [ 伊藤 顕 ] 98/07/13 10:51
そう、通天閣らしき建物は原作では2度登場しますね。前者の風景から小鉄とアントニオが対決した場所は「市設南霊園」(論文インデックスにある「資料=西萩地区周辺の地図」参照)じゃないかと思うのですが…通天閣の遠景って見たこと無いからなんとも言えんけど。
ところで、この墓地って「阿倍野墓地」って名前じゃなかったっけ?

> 多分はるき先生も最初の頃は場所の特定をさせないという意識はなく…

…といっても、街の名前が思いっきり「西萩」って実在した地名ですからねえ。どうなんでしょう。

ところで、西萩という地名は、ちょうど「じゃりン子チエ」が始まるのと前後して無くなっています。
思うに西萩という地名がなくなると聞いたはるきセンセは、西萩という街の名前を物語の中だけにでも残そうとしたのではないか、と思うのですが。

http://www.d1.dion.ne.jp/~xitoaki/

ホルモン1本の値段 [ 森 絢女 ] 98/08/03 00:55
「関じゃり研入会方法」を見て久しぶりに『じゃりン子チエの秘密』を読み返してみました。
かねてより疑問に思っていたのですがコロッと忘れていたことがあります。それはズバリ「ホルモン1本の値段」です。

「じゃりン子チエの秘密」では20円説と30円説があるとなっていますが、私はこれは違うと思います。
まず第1巻でおばあはんの店もチエちゃんの店も1本50円というのは判明しています。また、本支店関係であると思われる両店の値段が同一というのも当然だと思います。材料を運んでいるのはおばあはんの店からであるわけですし…
で、問題の13巻ですが、値上げの際の会話で、おばあはんとチエちゃんは
「わたいの店値上げしてもそれでもまだよそより安おまっせ」
「そお」
「そおですがな近所歩いて見なはれホルモン1本20円も安いのに10円値上げしてどこがいけまへんねん」
と、言っているのです。
本では近所の店をおばあはんの店と仮定していますが、私はこの文章の流れからすると「わたいの店」という言葉がでてくることを考えると、おばあはんはおばあはん自身の店について語っていると思われます。
つまり、おばあはんが切り盛りしている店です。
となると近所の相場が20円高い70円であると考えるのがよいのではないでしょうか?
つまり、本支店相前後して10円の値上げを行うところだったと考えるのがいちばん話の筋が通るように思うのです。
ですから、チエちゃんの店は1巻で判明した通り50円だったものが13巻で60円になったと私は考えます。

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洗濯機 [ レイモンド輝 ] 98/08/04 01:46
気になっていたのは単行本19部の91ページです。おバァはんが「洗濯機でも天井に上げましたんか」と言っています。
洗濯機と言う単語はここだけしか出てこないので根拠としては弱いのですが、洗濯機は有るのかもしれない…

研究本の解釈は面白いのですが、テツは洗濯させられるくらいならお好み焼き屋に家出したり、洗濯機を質草にしないかも(番外篇やファミコンのオープニングで(ガス台を持ち出しているので不安ですが)と思うのです。

ところでチエちゃん宅の正式住所は大阪市頓馬区西萩?十七番地みたいです(28部119ページ)モデルとなったと思われる所は「丁目」等は無いのでしょうか?

Re:洗濯機 [ 伊藤 顕 ] 98/08/05 14:09
そう。洗濯機が存在します。おバアはんがコンセントプラグを見てすぐに洗濯機を想像したということは、逆を返せば竹本家には電気製品は洗濯機ぐらいしかないということになりますね(笑)。ほかのはやっぱりテツが売ってしまったのか知らん。

先に出た台風の話でも「電気釜」と呼ばれる電気製品らしきものが出てきますが、これは果たして形状からして電気釜なのだろうか?というところも意見の分かれるところです。
また、洗濯機の位置ですが、考えるに竹本家の裏口の軒下にあると思われます。

裏口は、アロハ篇で、レイモンド飛田の子分が「裏口のほうから…」といっているように存在します。台所の突き当たり、トイレのドアの横に扉があります。ここを出たところに洗濯機があるのではと思います。裏口を出たところには、さらに物置があると推定されます。物置とは、丸太の度胸試しの話で、チエたちが変装するために出してきたサングラスの話に出てきます。物置といっても別棟があるわけでなく、母屋と同じ棟で、扉が表にあるものです。なぜ、そう言う仮説が成り立つかというと、チエの家を図面に起こしてみると、チエの机正面の壁の向こう側に使われていない空間が半間分あるのです。

ちなみにこれらの説も、かつての「会報」にでた話の一つです。

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うらにわ [ ヴァカンスいちごう ] 98/08/06 18:04
17巻表紙を見ると確かに竹本家の裏庭?らしきものがあったりします。見えるのは物置?
37巻の台風について [ いくお ] 98/08/04 12:54
「じゃりン子チエの秘密」の存在は、このHPを見て初めて知りました。
今注文中ですので、入手次第、関じゃり研に入会させていただきます。
それよりも、ちょっと研究論文に(しょうもないことやけど)ちょっと意見します。

菊地さんの「竹本家の歴史」の「菊の恐いモノ」で、37巻の台風は第2室戸台風であるとしていますが、これは若干疑問です。
その根拠は、「台風18号は」とあること、菊が「室戸台風」(1934年)を話題にしていることに基づいているのだと思います。
確かに、第2室戸は大阪に大きな被害をもたらした台風の一つですが、37巻の執筆当時から考えると既に4半世紀が経つことからも、モデルとは考えにくいのではないでしょうか。

それと、37巻の「台風18号」ですが、僕は1961年の「台風18号」をそのまま使用したというよりも、ただ、1+8=9(カブ)だからのような気がしますが。僕の考えからすると、37巻中の台風が夏休みに来ていること、かなりの強風(暴風)だが、雨が降った形跡がないことからも、もしあえてモデルを考えるのなら8月(又は7月下旬)に来た「風台風」でなければならないと思います。また上記の理由から、18号にこだわる必要もないと思います。(ちなみに第2室戸は雨も風も強かった、いわば「雨風台風」です。)
僕ははるき悦巳が特にモデルもなくイメージで書いたと思いますが、あえて、実在の台風に比定するのなら、1987年の台風12号あたりではないでしょうか。作品を制作した時期に近く、典型的風台風であり、夏休み中に来たことからです。
まあ、別に核心的な内容じゃないからどうでもいいのでしょうけど。つまらんことかきました。

研究員の皆様へ(笑) [ 菊地馨@関じゃり研 ] 98/08/05 01:47
「関じゃり研入会方法」を出してから、研究員の皆様(?)の、夏の日差しの如くきっついツッコミが多くなってきました。まとめてお答えします。

(1)ホルモンのお値段
秘密本では「20円も」の解釈が「20円でも」なのか、額面通りの「20円も」なのかの2説でしか検証がなされていません。
新説として森さんご指摘の「近所の相場が20円高い70円である」ということも考えられます。定説はくつがえされて当然ですから、結論は今後の研究に委ねるということで…(灰色決着…確か、秘密本が出た後の連載で、1本100円という具体的数字が出ていたような)

(2)洗濯機
これは見落としていました。実物は登場しないものの、レイモンド輝さんご指摘の通り、竹本家に洗濯機があると解釈するのが自然でした。

(3)台風18号
原作にないことは、あくまでも読者の想像ですから、見方がいろいろあって当然です。
なお、この論文では原作者の執筆当時の状況よりも、登場人物の生い立ちから考証を行っています。

そういえば、今日は『じゃりン子チエ』最終回から1周年にも関わらず、ここのところ、骨のある論客が増えてきました。
論文のご指摘だけではなく、論文執筆でも「関じゃり研」にご参加ください。論文の宛先はkazamidori@geocities.co.jpまで!!

買いました。 [ 恵美 ] 98/09/12 23:08
「じゃりン子チエの秘密」買いました。とてもよく研究してあるなあ…

なかでも不思議だったのは、ホルモンのひと串の値段です。私はよそが七十円で、チエちゃんちが五十円を六十円に値上げすると思っています。

よそとは、おばあはんの店ではなく、その辺にあるホルモン焼き屋で…またマンガを読み返してから参ります。

ホルモンの値段 [ とりちゃん ] 98/09/13 23:42
『じゃりン子チエの秘密』をお買い上げいただき、『秘密』本関係者のひとりとして心より御礼申し上げます。これからも研究員として「関じゃり研」をよろしくお願いします。
ところで、先月の森さんのご指摘(8月コメント集参照)に続き、またまたホルモンの値段に異説が…。

確か、秘密本を出した後に「1串100円」という具体的な数字が出た箇所があったはず…と思い、暇を見て読み返していたんですが、ようやくみつけました。

55巻183頁、ステーキハウス「ヘレクラブ」のステーキの値段に驚いたおバァはんのセリフ=「わたいとこのホルモン、値上げして一串百円だっせ」

このセリフだけでは、過去に値上げをして100円になったのか、将来値上げしたとしたら100円が精一杯なのか…判断にわかれるうえに、すでに値上げしていたとして「チエちゃん」のホルモンも、この値段なのか判断が付きません。
この件については、今後の研究を待ちましょう。(他力本願やなぁ)

ホルモン一串100円は高すぎる [ 伯明 ] 98/09/14 21:07
私がよくいく店ではオール70円ですよ。(特別安い店なんですけど。鳥、ネギ付き、ハツ/タン、カシラ、モツ、レバーのみ)

あの安いが取り柄の暴力店では(^^;
一串100円では人が寄りつきません
人が食べてくれるであろう値段の上限、という意味じゃないですか。だからヘレクラブの値段に驚いた、と
こんな値段で誰が食うんや、と

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