ようやくじゃりン子チエの秘密を読み終えました。
全67+2巻もあるのだから、原作はものすごい分量ですが、その断片的な情報を体系的にまとめたという意味で、非常に意義があると思います。なんか「確実に読んだとわかる意志表示」を要求されていますので、思いつくままに書きます。
まず、48ページの部分についての感想。
第3部第1話でマサルとチエが(偶然に)おんなじ服を着ていたシーンですね。
ちょっと思ったのですが、確かにこのあとチエは何度かこの服を着ています。
じゃあ、マサルの方は、この服を一体どうしたのでしょうか。僕は捨ててしまおうとして、何となく捨てるには忍びなくて、そのまましまってあるような気がしますが、どうおもいますか。
86ページについて
「もちろん、片思いのマサルが将来、チエと付き合ったとしても、テツと暮らす根性がないので、チエとは絶対に結婚できないのである。」
まさにその通りだと思います。誰と結婚するにせよ、チエも、チエの結婚相手も、最大の障壁はテツになるのでしょう。
「さすがはワシの嫁はんの代わりや」
確か、5部のはじめの方にこんなテツのせりふがあった気がします。
もしチエが結婚したら、テツは将来こんな言葉が口癖になるでしょう。
「チエー、早よそんな奴離婚してまえー」
174-175頁について
百合根は妻ミツ子とは確かに事実上5年前に別居していますが、正式に離婚届に判をついたのは13部ですね。(西萩の時空がゆがんでいるとすれば、それでもやはり5年前かもしれませんが。)
こんなところでよろしいでしょうか。