今、広島では雨が降っています。
今日はチエ(あえて呼び捨て)の、ポッチリと髪型について一言。
何巻か忘れたが、チエがマサルに対して脅す場面でポッチリをとって、髪をダラーンと左目が隠れるように垂らして不良少女っぽくなるのがあった。
それは、初期の作品であった。
だが、30巻くらいからポッチリからのびるテイルが短くなっている。60巻頃にいたっては、ちょびっとしかテイルがない。
チエがポッチリを取るのは、マサルに対しての1回と、就寝前だけだった、と思う。ポッチリの右移行現象は、チエの散髪を意味している。
つまり、昔のように、ま左でポッチリを止める事が出来なくなったのだ。
止める程髪は長くなくなったのだ。左で止めてもテイルが短すぎるのだ。
チエが苦労で脱毛症になるはずは無いので、明らかに散髪している。
おそらく、ヒラメと一緒にでもかもしれない。だが、あくまでこれは推測の域を超える事はない。
ポッチリを取れば、チエとヒラメの髪型はほぼおんなじだ。
30巻くらいから、ポッチリの存在理由は、チエにとって、チエの証明的道具にしかなっていないのではなかろうか、そこに髪を止める役目はもう無いのではなかろうか。
もう、髪をダラーンと垂らすチエは見られない。マサルに対する感情も、ひょっとしたら変わってきた証拠かもしれない。きっと、色気づいたのかもしれないチエ、とはいえ、マサルがそれに気づくはずも無く、彼は下駄の音に興奮するのだろう。