堅気屋倶楽部
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ええカッコしいのテツ [ 伊藤 顕 ] 98/06/24 12:07
これはいつか論文にまとめようとしていたネタなんですけど、題名だけ決まっていて取っ掛かりがつかめないので、いっそのこと堅気屋倶楽部で議論してみようかなあと思うわけです。最近原作関係の話が少ないですしね。

これまで、意外と言及されてこなかったけど、テツってすごい「ええカッコしい」ですよね。ただ、その姿勢が常軌を逸しているだけで。「カルメラも、お好み焼きも男のする仕事やないわい」「アホー!ワシがいつホルモン焼いたんや!あんなことするくらいなら死んだほうがマシじゃー!」

テツの言う「男の仕事」とは何だろうか。「仕事せんと食っていけんような男はカスじゃ」というものの、もちろん、なんかしなければ食っていけないわけで。おバアはんに頭そられたときや、山際元警部にボコボコにされたときなんか絶対に人に顔を見られないように隠れたりするのもええカッコしいだからですよね。なんだか、こんな感じでそれぞれのエピソードがうまい具合につながらないので、論文にならないわけですけど、何故、テツはそんな生き方をしているか、ここが大事です。

自分の出した結論から言うと、テツは、なぜかひつこおについてくるヨシ江さんにあのせりふを言いたいがために、”男”としての生き方を実践しているんじゃあないでしょうか。あのせりふとは、もちろん「これでよおわかったやろ。ワシなんかについてくると不幸になるんや」
これはもう、人生をかけたものすごいええカッコしいですよね。

ところで今書いているもう一つの論文の内容は、何故あのヨシ江さんが家出したか?
その裏に隠された陰謀とは?!という内容です。そのうち送ります。

http://www.d1.dion.ne.jp/~xitoaki/

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